バッハ無伴奏ヴァイオリンとオルガントーン
こんにちは~
今日はいきなりなテーマですみません・・・
読者ゼロなのに書くのはつらいですね・・・でも頑張る
むかぁし、むかぁし、ヴァイオリンの先生がいったそうじゃ。
あなたの(演奏)は、バッハじゃありません。「はっは」です。
このネタを聴くとピーンと来る人いますかぁ???
そうです。鈴木メソードの先生がよく使うネタなんです。
メソードは、音の響きを大事にするんですよ。
(楽譜はあまり大事にしないし、音階練習も大事にしないけど)
でも、メソードの先生の中には、ただ、ひたすらに、
美しい音を出せる人がいらっしゃって、
故鈴木先生の言わんとしていることが、よくわかるんです。
楽器の良し悪しだけじゃないんです。
鳴らす能力。
右手の能力。
開放弦をひたすら美しく響かせる能力です。
特にバッハのときは、しかも無伴奏のときは、
オルガントーンで弾きましょう と言われました。
大聖堂で響くパイプオルガンの響きを心に抱いて
弦を鳴らしましょう
実際にオルガンのCDをかけて、聴いてから
生徒さんに弾きなおしてもらうと、音が変わるんですよね。
さて、バッハの無伴奏ヴァイオリンですが、
昔からの演奏をする人と、古楽的アプローチをする人に分かれます。
バッハは時代的には当然古楽なんで、とりま古楽的な演奏をご紹介。
わたしのヘヴィロテ作品はこれです。
Sonatas & Partitas for Solo Violin
- アーティスト: Bach,Ibragimova
- 出版社/メーカー: Hyperion UK
- 発売日: 2009/10/13
- メディア: CD
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アリーナさんは、ロシア人。
なんかトテモ可愛らしい感じの人で、好感もてます! はい!
もちろん、ヴィブラートって知らないわよ。なんて演奏ですし、
特に、古楽の ばかっぱや テンポで弾いてますから
超絶技巧の域に達しています。
無伴奏は録音が教会の場合が多いですが、
これはやはり皆、オルガントーンを追求しているからでしょうね。
残響音ですよ。
お父さん!
お父さんのカラオケだってエコーでうまく聴こえたりするじゃん。
聴いてると、ヴァイオリンなんだかオルガンなんだかわからなくなる
時もあります。まぁ、擦弦楽器ならではの、弦をひっかけるアタックの
音は消せないですけど。お勧めのCDですよ。