strings_classicのブログ

弦楽器が好きなちょっとオタクな私のブログです

バッハ無伴奏ヴァイオリンとオルガントーン

こんにちは~

 

今日はいきなりなテーマですみません・・・

読者ゼロなのに書くのはつらいですね・・・でも頑張る

 

むかぁし、むかぁし、ヴァイオリンの先生がいったそうじゃ。

 

あなたの(演奏)は、バッハじゃありません。「はっは」です。

 

このネタを聴くとピーンと来る人いますかぁ???

そうです。鈴木メソードの先生がよく使うネタなんです。 

 

メソードは、音の響きを大事にするんですよ。

(楽譜はあまり大事にしないし、音階練習も大事にしないけど)

でも、メソードの先生の中には、ただ、ひたすらに、

美しい音を出せる人がいらっしゃって、

鈴木先生の言わんとしていることが、よくわかるんです。

楽器の良し悪しだけじゃないんです。

鳴らす能力。

右手の能力。

開放弦をひたすら美しく響かせる能力です。

 

特にバッハのときは、しかも無伴奏のときは、

オルガントーンで弾きましょう と言われました。

 

大聖堂で響くパイプオルガンの響きを心に抱いて

弦を鳴らしましょう

 

実際にオルガンのCDをかけて、聴いてから

生徒さんに弾きなおしてもらうと、音が変わるんですよね。

 

さて、バッハの無伴奏ヴァイオリンですが、

昔からの演奏をする人と、古楽的アプローチをする人に分かれます。

 

バッハは時代的には当然古楽なんで、とりま古楽的な演奏をご紹介。

 

わたしのヘヴィロテ作品はこれです。

Sonatas & Partitas for Solo Violin

Sonatas & Partitas for Solo Violin

 

 アリーナさんは、ロシア人。

なんかトテモ可愛らしい感じの人で、好感もてます! はい!

 

もちろん、ヴィブラートって知らないわよ。なんて演奏ですし、

特に、古楽の ばかっぱや テンポで弾いてますから

超絶技巧の域に達しています。

 

無伴奏は録音が教会の場合が多いですが、

これはやはり皆、オルガントーンを追求しているからでしょうね。

残響音ですよ。

お父さん!

お父さんのカラオケだってエコーでうまく聴こえたりするじゃん。

 

聴いてると、ヴァイオリンなんだかオルガンなんだかわからなくなる

時もあります。まぁ、擦弦楽器ならではの、弦をひっかけるアタックの

音は消せないですけど。お勧めのCDですよ。