strings_classicのブログ

弦楽器が好きなちょっとオタクな私のブログです

天才ヴァイオリニストを襲った悲劇 

こんばんはぁ

 

今晩はジネット・ヌヴーをご紹介します。

また出ますよ、カール・フレッシュ先生。

ちょっとWIKIってください。ジネット・ヌヴーでね。

 

ジネットを見出したのがカールフレッシュ先生なんです。

 

ジネットの演奏はCDで聴けます。

 

とにかく、凄いです。

神がかりの演奏です。いや神様に恩寵というか、もらってますよ

絶対 (その代わり凄い貧乏だったんです 神様のいじめ?)

 

同じコンクールにでたオイストラフは、奥さんに手紙を送ってます。

ジネットには勝てないという話でしたよ。

自分は2位で当然みたいな。諦めの境地でした。

(1935年のヴィエニヤフスキコンクールで、ジネットは15歳でした)

 

すぐにデビューできたジネットは、キャリアを重ねていきます。

戦争で中断されましたが、再開することができました。

 

お兄さんが伴奏ピアニストで、二人で演奏旅行に

出たのですが、ある日、飛行機が落ちちゃうんですよ。

残念ながら、二人はお亡くなりになるのですが、

ジネットが発見された時、自分のヴァイオリンを

大事に抱きしめていたそうです。ストラディバリウスだったそうです。

 

 

BRAHMS/ VIOLIN CONCERTO

BRAHMS/ VIOLIN CONCERTO

 

 私の愛聴盤です、

 

モノラル録音のようですが、気にならないぐらい凄い演奏です。

 

こんな演奏ができたなら、苦労しないですよ!

絶対勝てない感じ。はい済みませんって感じ。

オイストラフでさえ、そう思わせた凄さです

 

ヴァイオリンを弾く人なら、目指したい極地です

 

ジネットのために神に祈ります、