strings_classicのブログ

弦楽器が好きなちょっとオタクな私のブログです

わたしの宝物

こんばんみー(一度言ってみたかった・・・言ったことないけど)

 

私の宝物はこれです。

まだ買えるんですね。私のは頂きものだし、しかも形見です。

絵本で読む音楽の歴史2 バッハとバロック音楽

絵本で読む音楽の歴史2 バッハとバロック音楽

 

ちょっと前の私のブログでご紹介しました、

イブラギモヴァさんのイザイのCDの写真の背景に置いてあった本です。

気づいた人は、視力0.3かもしれないけど、音楽への愛は満点ですぅ~

 

 ちびっこだった私は、

バッハの凄さを絵本で知ったのですが、こんなに古い本だったんですね。

形見分けとして頂いたのは、10年ぐらい前でした。

 

絵本ですが、どちらかと言えば、中学生以上が対象でしょうね。

色々なエピソードや知識がちりばめられており、バッハの生涯を知るのに

非常にわかりやすく、時代背景まで勉強できます。

 

でも音高の西洋音楽史の期末テスト対策にはならないですけど(ー_ー)!!

音大の西洋音楽史になると歯が立たないです。

 

でも、先でヴァイオリン教室を開きたいので、

その時に資料に使えると思っています。

(最初の生徒さんは狸かもしれませんが)

 

よくピアノを弾く人にとっての旧約聖書は、バッハの平均律

新約聖書がベートーベンのピアノソナタって言われるように、

 

ヴァイオリンを学ぶ人にとって、旧約聖書は、

バッハの無伴奏なんだと思います。

新約聖書は?

 

難しいですけど、生涯をかけて練習するという意味では、

パガニーニの24のカプリスなんでしょうね。

24番は小学生がよくコンクールで弾いてますが・・・

(;一_一) 

 

私の宝物は、バッハそのものなのかもしれません。

音楽室の上のほうで、梅干しみたいな顔してるおとっちゃんですが、

私にとっては、聖書のような存在です。

 

いつ弾いても、聴いても、読んでも、

そう、絵本をみても(こじつけすごいぞこら)

新たな発見がありますから。

 

さて、最後にこの絵本のなかで、最近気に入っているエピソードは、

音楽の捧げ物の話です。

 

おじいちゃんになった、ヨハン・セバスチャン・バッハ

1747年に息子の宮廷音楽家カール・エマヌエル・フィリップ・バッハの

ところを訪ねて、王様のフリードリッヒ2世に謁見します。

プロシアの王様はピアノフォルテで適当に変なメロディを弾いて、

ちょっと、これでフーガをつくってみそ!って言います。

 

おじいちゃんバッハは、なんとその場で即興で、6つのフーガを

演奏してみせ、すげーバッハ最強ってなるわけですよ!

おじいちゃんバッハには、無理げーなんてないんですよね・・・

 

音高の時、与えられたテーマで

バッハ風の曲を作曲って課題で、

限りなくゼロに近い点をとった私です・・・

無理げーに強くなりたい・・・

 

さて、その時のフーガを楽譜化して献呈したのが、

今の音楽の捧げものなんですね。

 

子供のころ、父が聴いていたのを聴いて。

なにこの変なメロディって思ったんですが、

それは、王様が変だったんですよ・・・

(でも啓蒙君主で、親に隠れて楽器の練習をした人ですから

音楽愛があって、元祖クラオタ系なんですね)

 

まぁ、変にしたほうが、バッハの実力がわかりますからね・・・

こと無げにやっちゃうバッハがすごすぎです。

 

私の宝というよりは、人類の宝なんですね。

 

追伸、お星さまありがとうございました。

sop-masumiさま、udon402さま

 

あと、読者になってくださった、

HYTSさま ありがとうございます。

 

ほかの方は、この1話前で御礼申し上げておりますよ~

 

キラキラ星の変奏曲をBGMにしつつ

ではでは~ ボン ニュイ (*^。^*)ノ