strings_classicのブログ

弦楽器が好きなちょっとオタクな私のブログです

ドレス、たかがドレス、されどドレス

こんにちはぁ~

 

今日のお題は、音大生の必需品、ドレスです。入学するときに、学内販売があり、男子はタキシードとか作ってましたが、女子は結構ドレス持ってる人多いから、作らない人も多かったようですね。まずコンクールに出るときはドレス必需品ですから、殆どの人が持っているようです。まぁレンタルドレスもありますので、沢山買わなくてもいいですよね。あとは、レンタルドレス屋さんの払い下げ中古品なんかも狙い目です。意外と高いですけどね・・・1着はないと困ります。

 

ちびっこの頃の発表会って、発表会自体はストレスがすごいので嫌いなんだけど、ドレスが着れるから楽しみっというのはありましたね。

 

発表します! どろどろどろどろ・・・わたくしの憧れのドレスは、これです。

 

じゃーん! きゃ~素敵ですぅ。そう、大人の色気全開、マーメイド・ドレスです。

クラシック界で一番マーメイドドレスが似合う人といえば、

 

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集

 

 

ムターさんですね。このアルバムは、音高の入試のときにお世話になりました。この間も話しましたが、試験曲がモーツァルトのコンチェルトならなんでもオッケーだったのです。まぁ、大抵途中で切られて審査時間終わりにされてしまうので、最後まで演奏することができないのですが、カデンツァが同じ作曲家だったので、よく聴いて参考にさせていただきました。

 

マーメイドドレスは素敵ですが、私が一生着ることはないでしょうね・・・お腹がポッコリ出ていると似合わないんですよ・・・いや、うちのお腹はペタンコなんですけどね・・・く、く、苦しい言い訳ですね。出るとこ出てないと似合わないし、お尻がでかいとまたこれ合わない。超難関ドレスです。マサチューセッツ工科大学並みに難関です。(なんじゃそりぁ)

 

話が戻りますが、ムターさんのこのアルバム、ようつべでも見れますよ。小編成のザルツブルグのカメラータと一緒に、弾き振りで出ています。ドレスはCDジャケットのドレスに似てますが、もっと派手な柄だったです。ザルツブルグは行ってみたいですね。モーツァルテウムアカデミカとかで、マスタークラス受けてみたいです。コンクールの入賞者が受ける権利をもらえるマスタークラス一回行きたかったんですけどね・・・権利は何回か頂いたのですが、日程が合わなくて・・・授業料はタダだけど、向うの滞在費は自腹だし。一人で行くの嫌で、でも親は予定あけられなくて、迷った挙句諦めました。ザハール・ブロン先生のコースもあったのですが、今思えば失敗ですね。まず、コミュ障ですし、英語ニガッテッシッシシモ(苦手の最上級ですぅ)ですし。

有名な先生につければ、国際コンクールでも有利ですからね・・・ってまあうちの実力ですと国際コンクールとか無理ですけどね。まず書類審査や予選で落ちます。有力な先生のお弟子さんで国際コンクールの優勝者が占められているのは順番で分け合ってぃるとよく言われてるんです。それって談合みたいですよね。まぁ皆さん凄い実力の持ち主ばかりですから、だれが優勝してもおかしくないので・・・先生方の交通整理なんでしょうか。真偽のほどはわかりません。

 

また話を戻しますが、ドレスは単なるドレスですが、うちらにとっては天使の羽とか輝く鎧のようなものです。違う特別な何かに変身するようなものですね。今いちばんお気には、シベリウスのコンチェルトに合わせて新調したロイヤルブルーでスパンコールぴかぴかのドレスです。わたしは3着を着まわしてます。新しいのほしくなってきてますが・・・マーメイドドレスほしいなぁ・・・着ないけど。

 

アマゾン見てたら面白いのありましたよ。

 

 豪華ですね~しかも安っ!

着てみたいけど、これコスプレ系?まぁヴァイオリン演奏用には向いてないですね。ベアトップみたいに腕の動きを妨げないやつじゃないとNGです。

 

 お、これいいなぁ。足が全部隠れるのがいいです。短いと下半身の使い方がもろに見えちゃうし。結構クセがある人多いですからね。気になります。あんまり長いとステージに出るときに自分で自分のスカートの裾を踏んでしまうと転ぶので注意ですけどね。

 

ちびっこヴァイオリニスト発表会あるあるですけど、よくステージにでるまでに、肩当落とすんですよね・・・そういうことが無いように袖でチェックするのですが、なぜか落とす。トラブルがないほうがいいですから、そういったトラブル集というか、失敗集を今度つくろうかなって思っています。コケて楽器落とすなんて。考えただけで怖いです。表板割れたりすると超悲惨です。まぁ楽器が無事でも駒が飛んだりとか、立て直しが無理ですよ。発表会なら順番飛ばしでいけますけどね。コンクールだと絶望的です。

 

ドレスの色ですけど、やはり曲に合わせたいですよね~サラサーテとか、ラロとか、エスパニョール雰囲気系は、やはり、赤! カルメンのような赤ですよ。情熱の赤。できればマーメイド・・・あ、無理だ。さっきの書きましたが、シベリウスは寒色系の暗い色、できれば、冷たい夜空に美しく輝くオーロラの瞬き、星の瞬きのような、ドレスですよね~うんうん(自分で納得してます)

パガニーニはどうしよう。紫かな・・・悪魔に魂を売ったような巧さを表現したいですね・・・デーモニッシュなドレス。でも、肉片をまとうようなドレスは嫌ですよ・・・そんなの少し昔にありましたよね~

 

どいつー(へたりあっぽく言ってます)って曲は、黒かな。バッハなら漆黒の黒、ブラームスとかメンデルスゾーンは、輝く黒?うーん分からない。モーツァルトは、自身が着てた赤のような色がいいかなぁ。

 

技術的にも難しいけど、どういう風に組み立てて、納得感ある演奏にするかが難しい、ドヴォルジャークは、意外と青かなぁ。考えるの楽しいですね~そんなに買えないですけどね。

 

因みに学内オケは、黒着用なので、黒のロングスカートと黒ブラウスとか着てます。まぁトラでもよく着るし、発表会お手伝いでも重宝します。

 

ではでは~