カルテットという名の小宇宙
おはようございますぅ~
最近、脱線しすぎて、幅を広げすぎていますね。すこし真面目にタイトルに沿って、弦楽器に絞って話したいなぁと思います。でも、ピアノも歌も好きだしなぁ。別にブログを仕立てればいいのかな・・・
本当、オタクとかいいながら、全然詳しくないです。私。詳しい人達に混じると借りてきた猫ちゃんみたいです。本当のクラオタになるために、日々是学習が必要です。だから皆さんのブログとか参考になります。
ちょっと前、カルテットってドラマがありましたが、見てませんでした。ごめんなさい。でも友達の話によると、じぇんじぇんカルテットの演奏がなかったそうですよ。面白かったそうですが。うちらヴァイオリン専攻生にとっては、カルテットといえば弦楽四重奏に短絡的につながるので、だめですね・・・
まぁともかく、カルテットの構成は、ヴァイオリン2台、ヴィオラ1台、チェロ1台です。もう、カルテットは小宇宙です。音域の広さや、表現の範囲といった意味で、オケに引けをとらない楽団です。ハイドン、モーツァルト、ベートーベンから始まり、最近でも新しい作品が作曲されています。ハイドンは交響曲の父とか言われていますが、実は弦楽4重奏もハイドンが始めました。冷やし中華始めましたみたいですね。
大学では、必修科目で弦楽四重奏があります。以前にもヴィオラネタでお話ししましたが、今日はカルテット全般についてお話します。まずはハイドンは必聴ですよね~。もしも始めてカルテットを聴くお友達には何をお勧めすべきなのかと考えると、楽しくなります。
strings-classic.hatenablog.com
また弦楽四重奏団もいくつもありますから、どこをおすすめするのか迷ってしまいますよね~。このあたりも3大ほにゃららになりそう。3大カルテットかぁ、難しいです。まぁほにゃららは次の機会として、
弦楽四重奏曲の創始者ハイドンと比較してですが、ドビュッシーとかラヴェルって、もうまったく別物です。メロディーメーカーとしても音楽の構成力としてもハイドンも素晴らしいのですが、ドビュッシーなどのフランスものになると、違う星の音楽のような素晴らしさです。時代も違いますが、まず、ドイツ人とフランス人の文化的な違いを強く意識させられます。幅が広いですよね。
余談で脱線しますが、アマゾンでこんなの見つけました。 きゃわい~にゃん ( ゚Д゚)
ハイドン:弦楽四重奏曲第17番 作品3の5「セレナード」:第2楽章
- アーティスト: ハレー・ストリング・クァルテット
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2012/12/05
- メディア: MP3 ダウンロード
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猫ちゃん、かわいいですよね~おそらくですが、これってエッフェル塔の前で撮られた写真じゃないかしら・・・売られている写真ですが、前にみたことがあります。絵葉書だったかなぁ・・・知っている方がいらしたら教えてくださいね。ていうか、セレナードは偽作で、ハイドンの曲じゃないはずです。ホフシュテッターの作曲です。
脱線しましたぁ・・・でも猫好きなので・・・まぁハイドンは社会人の常識的には、皇帝とか騎士でしょうね。この2曲がカップリングされていることも多いので、集めやすいですよ。
アマゾンで見つけられなかったので、画像でアップします。これでーす
やはり、アルバンベルクでしょう。20世紀最高のカルテットと言われてます。うは録音1973年だって!とにかく聴きやすいし音もきれいだし。おすすめの1枚です。
1曲目が皇帝で、2曲目が騎士です。皇帝の2楽章めを聴いたら、きっと聞いたことがあるのではないでしょうか。ドイツの国歌なんですね。素敵ですね~国家作曲がハイドンなんて。もとはオーストリアの国歌だったそうですよ。現在はモーツァルト作曲の曲になっているらしいです。だから社会人の常識級なんですよ。
ハイドンのドイツ国家のこの曲は、フォルテピアノ版もあります。どっちが先か不明です。調べないとなぁ。真のクラオタの道は険しいのです。(ー_ー)!!
アルバンベルク・カルテットは、メンバーが何回か変わっています。メンバーによる違いを同じ曲で探して聴くのも面白いかもですね。アルバンベルクというのは、オーストリアの作曲家の名前に因んでつけられたものです。アルバン・ベルクはヴァイオリンコンチェルトを死ぬ直前に書いていますが、これはまた次の機会に(ネタは伸ばしてうすーくながーく)。
初期のメンバーによるこの1枚いいかもですね。アルバンベルクはボックスで安く手に入れらると思いますよ。また現代曲も得意なカルテットなので、色々楽しめるはずです。きっとウィーンの風を感じられます。ウィーンといえば、ヴァイオリニスト作曲家の有名な人がいますね~そう、クライスラーです。これはまた次の機会に・・・てへ
あとベーゼンドルファーというピアノもウィーンですよね~私もウィーンにいったことはありますが、夜遅く街を歩いていても安心な街です。むしろ日本より安全でしょうね。ウィーンて夜更かしさんが多いようで、街も夜中でもたくさんの人がいるんですよ。ウィーンでは、べとべんのお墓があるのですが、たどり着けなかった私って、国際的方向音痴なんでしょうか?トラム反対方向にのったようです・・・
次は、同じくアルバン・ベルクで、フランスもの。まったく先程の曲とは違う趣があります。ヴァイオリンもフランス製のオールドって音が違いますものね。フランス人作曲家の沢山の色使いが見えてくるような演奏です。同じ時代だからか、この二人の作曲家って曲が似てます。ふらんすぅ~て雰囲気がそっくりw 語彙が稚拙ですみません。このCDうちにあるCDとはジャケットが違うのですが、録音年まではチェックできてません。 悪しからず。だってうちのCDアマゾンにないんだもんなぁ・・・
ドビュッシー & ラヴェル:弦楽四重奏曲集(クラシック・マスターズ)
- アーティスト: アルバン・ベルク四重奏団
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2014/07/16
- メディア: CD
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すこし早起きして、ブログチェックして、これからガッコ―いってきまーす。
あと音大フェスね。たぶん無理w 行く人はいけふくろう集合!おやつ300円までね。バナナはおやつじゃありませんよ~
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(この記事はアップまで2週間ぐらいかかりましたよ・・・)