コンチェルト 真剣勝負シャキーン!
こんにちはぁ~
記念すべき新しいカテゴリーですよ。皆さ~ん
どうせバッハなんでしょ?
いえいえ、今日はモーツァルトでいきます。
鈴木メソードで才能教育課程の卒業曲とされているのが、
4番(K218)と5番(K219)です。
(厳密にいうと、2曲を習って、どちらかで卒業検定を受けます)
このあたりは、音高の入試でよく課題曲となっているように、
一定の演奏する力(しかもかなり高い力)を要求されるのです。
2番(K211)3番(K216)はケッヘル番号からみても、これらの作品が
連番に近いですよ。ケッヘル番号は製作時期の順番になっていますので
分かりやすいですね。
実は2番から5番までって、1775年に作曲されているのです。
つまり一年のうちに、ヴァイオリンコンチェルトの作曲を
極めたんです!さすが天才。
さて、
先生によく言われたのですが、コンチェルトは、オーケストラと
たった一人で対峙するのだから、負けないように弾きなさいって。
うまく伴奏にのって、ピアニッシモでも、オケがのほうが音が
大きければ、大きく弾かないとだし、 大きい波がきたら
大きく乗るし、小さい波なら小さくでも波よりは上にいないと。
波にのまれちゃいけないの。サーフィンなのよって言われました。
うーん。サーフィンやったことないんです。言いたいことわかるけど。
普段、オケ伴奏なんてないですものね。ピアノ伴奏が普通だから、
いざオケ伴となると、難しくなっちゃうんですよ。
脱線しましたが、イタリア語だとアマデーオ、イチゴみたいな名の
アマデウス君のコンチェルトなんですが、お手本にするには
誰がいいでしょうかって聴くと、
先生のおすすめは、グリュミオーでした。
これですよ。これ 3番がおすすめ!
- アーティスト: グリュミオー(アルテュール),モーツァルト,デーヴィス(サー・コリン),ロンドン交響楽団,ペリッチャ(アリゴ)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2009/05/20
- メディア: CD
- クリック: 2回
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3番がもうオケもきれきれっですけど。グリュミオーがオケをあおるんです。
うまく言えないけど、ここはこう弾くから、こう来てほしいみたいな演奏なんです。
相乗的にどんどん高まっていくのがわかります。
速くなるようでなっていないんですけど、あおってるけど元に戻す感じです。
この掛け合いが素晴らしい高次元で、人類の宝状態です。
また、ヴァイオリンが美しい音です。
一家にCD一枚、一スマホに一DLでお願いします。
1961年の録音なんですね。60年は経っていますが、全然古く感じない
ふふふフレッシュじゃ!
カデンツァは、イザイのをかなりカットして弾いてます。
イザイのは長いですからね・・・
一度聴いてほしいなぁ
ほっと一息 リラックスしたい時のバッハの曲は?
今週のお題「リラックス」
無理にでもバッハにつなげる心意気(575で)
こんにちはぁ~
すごぉく疲れることありますよね。
皆さんはどんなリフレッシュをしてますか?
ヴァイオリンを使ったリラックスってどうでしょう。
私だけかな・・・
音の響きの練習なんですが、これがすごく落ち着くんです。
最初に、解放弦を指ではじきます。ピッチカートです。
その音の響きを耳を澄まして聴きます。部屋からの反響音もふくめて
響きを聴きます。
そして解放弦を弓で弾きます。全弓でながーく。
その響きが解放弦と同じようになるように、弓の練習をします。
なんか座禅をしているような(したことないけど)気がします。
奥が深く、瞑想しているようです。これをすべての弦で行います。
先生から教わった練習なのですが、
バッハにはこの練習が欠かせないように感じています。
楽器を鳴らすだけでなく、部屋を鳴らせと教わりました。
右手の脱力だけでなく、正しい構えと楽器の保持の仕方、
そして体のあり方全てが関わってきます。
解放弦の響きを育てないと、いい音がでません。
eine leere Saite spieren (ドイツ語で 解放弦を弾く)
下でご紹介する本の115ページにあります。
私のこの本、こたつの上に置いていたら、お醤油こぼして
きったないんです。買い換えたい (*^。^*;
先ほどの練習法は、鈴木メソードの故鈴木鎮一先生直伝のようですが、
目の前で鈴木先生に解放弦を弾いてもらった人は、
その深みと美しさに、みな驚いたそうですよ。
いい本なんで、おすすめですよ。
さて、本題ですね。すっかり脱線してしまいました。
最近、これを聴くと癒されるんです。
実はすごくファンです。
藤井先生のピアノ。1曲目のバッハ、フランス協奏曲BWV9711
すごいですよ。フランス音楽のスペシャリストだと思ってましたが、
バッハを弾いたら凄かったというか、とにかく形容できません。
音の美しさはさることながら、それぞれのメロディーラインが
生き物の様です。何人かの巨匠が分奏しているかのようで、
しかもそれぞれが非常に爽やかに美しく歌っているんです。
天上の音楽のようです。
別の機会にまた、藤井先生のお話は濃密にするつもりです。
ではでは、ごきげんよう!
プレスト! えー?プレスティーシッモ対決? 懲りないバッハおし
おはようございます。
結局、弦楽器フェアも学園祭もいけませんでしたぁ・・・
先週の記事で、ご紹介していました、アリーナ イブラギモヴァさんですが
私がはやいといっているのは、パルティータ1番の4曲目、double です。
テンポ指示がPresto!
これです
プレストは普通184です。この前ご紹介した、アリーナはんの
strings-classic.hatenablog.com
プレストは、うはぁ、208ぐらいはありますよ(@_@;)
機械式メトロノームの刻みの限界が208です。
あなおそろし
(ちなみにヒラリー・ハーンさんは194ぐらいです。)
でも、今日ご紹介する、
この人は、ばかっぱやでっせ!
- アーティスト: イザベル・ファウスト,J.S.バッハ,イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
- 出版社/メーカー: KING INTERNATIONAL
- 発売日: 2018/10/20
- メディア: CD
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うはぁ・・・208超えてる
隊長、計測できません!
もう手首を使うというよりは、振動させる感じで素早く
リムスキーコルサコフの熊蜂の飛行のような感じになってきてます。
ちょっと言い過ぎかぁ
スピッカートの極地というか、貧乏ゆすりの極地というか・・・
でもね、音楽性高いというか、すごい深さを感じさせる演奏なんです。
ご興味がありましたら、是非聴いてみてくださいね。
よかったらコメント残してくださいね~
ではでは ありあり、アリーヴェデルチ!
バッハ無伴奏バイオリン ソナタとパルティータ
こんにちはぁ~
今回もしつこくバッハです。
汲んでもくんでも出てくる泉のようなバッハ。
ブログでも取り上げがいがあります。
最近リリースされた同曲のCDとして、最近聴いているのがこれです。
ヒラリーはーんっていうと なんか京都の人みたいですね。
ひょっこりはんのはんも京都弁なんでしょうか。(脱線)
ヒラリー・ハーンさんは、インスタやってはられて、練習風景を
アップされてます。音楽を追求するその姿勢に、頭さがります。
インスタは ヴァイオリンケースという名前で、
設定がカワイイんです。そう、ヒラリーさんの楽器ケースが
擬人化してアップしている設定なんですよ。
演奏スタイルは、古楽ではなく、従来のスタイルです。
ヴィブラートも効いていて、めっちゃ速いことはありません。
慣れ親しんだスタイルですし、
日本のコンクールもこっちのスタイルが普通です。
普通といえば、普通2枚組なんですけど、今回届いたCDあけて、あれ、
1枚しかない・・・そうか・・・
ヒラリー・ハーン デビュー! J.S.バッハ:シャコンヌ ほか
- アーティスト: ヒラリー・ハーン
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: CD
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これの続きなのね・・・デビューがこのCDで1997年ですから、
20年も経ったんですね。比較するのを楽しみにしてたんですが、
残念です。もちろん内容は素晴らしいのでおすすめですよ。
また10年ぐらいで、まとめて全曲出していただくという
楽しみもあるかもですね。
では、あでゅー
弦楽器フェアに行くべきか、学祭のほうが楽しい?
バッハ無伴奏ヴァイオリンとオルガントーン
こんにちは~
今日はいきなりなテーマですみません・・・
読者ゼロなのに書くのはつらいですね・・・でも頑張る
むかぁし、むかぁし、ヴァイオリンの先生がいったそうじゃ。
あなたの(演奏)は、バッハじゃありません。「はっは」です。
このネタを聴くとピーンと来る人いますかぁ???
そうです。鈴木メソードの先生がよく使うネタなんです。
メソードは、音の響きを大事にするんですよ。
(楽譜はあまり大事にしないし、音階練習も大事にしないけど)
でも、メソードの先生の中には、ただ、ひたすらに、
美しい音を出せる人がいらっしゃって、
故鈴木先生の言わんとしていることが、よくわかるんです。
楽器の良し悪しだけじゃないんです。
鳴らす能力。
右手の能力。
開放弦をひたすら美しく響かせる能力です。
特にバッハのときは、しかも無伴奏のときは、
オルガントーンで弾きましょう と言われました。
大聖堂で響くパイプオルガンの響きを心に抱いて
弦を鳴らしましょう
実際にオルガンのCDをかけて、聴いてから
生徒さんに弾きなおしてもらうと、音が変わるんですよね。
さて、バッハの無伴奏ヴァイオリンですが、
昔からの演奏をする人と、古楽的アプローチをする人に分かれます。
バッハは時代的には当然古楽なんで、とりま古楽的な演奏をご紹介。
わたしのヘヴィロテ作品はこれです。
Sonatas & Partitas for Solo Violin
- アーティスト: Bach,Ibragimova
- 出版社/メーカー: Hyperion UK
- 発売日: 2009/10/13
- メディア: CD
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アリーナさんは、ロシア人。
なんかトテモ可愛らしい感じの人で、好感もてます! はい!
もちろん、ヴィブラートって知らないわよ。なんて演奏ですし、
特に、古楽の ばかっぱや テンポで弾いてますから
超絶技巧の域に達しています。
無伴奏は録音が教会の場合が多いですが、
これはやはり皆、オルガントーンを追求しているからでしょうね。
残響音ですよ。
お父さん!
お父さんのカラオケだってエコーでうまく聴こえたりするじゃん。
聴いてると、ヴァイオリンなんだかオルガンなんだかわからなくなる
時もあります。まぁ、擦弦楽器ならではの、弦をひっかけるアタックの
音は消せないですけど。お勧めのCDですよ。
一番好きな弦楽器は、なあに?
こんばんは
やはり、カルテット(弦楽四重奏)好きな私としては、
カルテットに使われる楽器が好き。その中でも、うーん、何がすきかというと、、、
・ヴァイオリンといえば、こういうイメージですよね。
綺麗な女性が、ドレスを着て美しい音を奏でる。
- アーティスト: ユリア・フィッシャー& アレキサンダー・シトコヴェツキー& アンドレイ・ルブツォフ& アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
- 出版社/メーカー: Universal Music LLC
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: MP3 ダウンロード
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美しい上にヴァイオリンも上手なんですから、天は二物を与えずじゃなくて
与えちゃってるわけです。くぅ~羨ましいばかりです。
・ヴィオラといえば、やはり日本の第一人者、今井信子さんです。
このCDは一時期聴きまくりのヘヴィロテでしたぁ!お勧めです。大好き!
- アーティスト: 今井信子,W.F.バッハ,バッハ,C.P.E.バッハ,ポンティネン(ローランド)
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1997/02/26
- メディア: CD
- クリック: 2回
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そして、チェロ でっかいヴァイオリンじゃないですよ。
か、かわいい、しかも上手い。
音域が低く、男性の声のようなチェロですが、女性が弾くと、更にカッコよさが
増しますよね。新倉さんは、ブログもやっていらっしゃるので、よかったら見てみて
下さいね。
新倉瞳オフィシャルブログ「瞳の小部屋」Powered by Ameba
ヨーロッパにお住まいなんですね。
あ、全部バッハにしようと思ってたのに、、、失敗。
ところで本題ですが、どれが好きって言えないことに気付きました。
ヴァイオリンもヴィオラもチェロも、みーんな好きです。またよろ~