strings_classicのブログ

弦楽器が好きなちょっとオタクな私のブログです

サントリーホール 空中反響板

こんばんはぁ~

 

サントリーホールのステージの上にガラスみたいな、変な形の板が吊り下げられていますよね~

 

 あれ、反響板なんですね。音源に合わせて上下するんですね。オケなんかのときは高くあげられていて、小編成のときは低いようです。ま、みなさんご存じでしょう。

 

 実は私も大ホールで演奏したことがあるんですけど、舞上がっていて、反響板の効果というか、戻ってくる音については、全く記憶がないんですよ。(*ノωノ)

 観客で行った時ですが、一度地震があって、反響板同士がぶつかってがちゃんがちゃんと音を立てた記憶があります。あんまり覚えてないんですが・・・素材なんなんでしょうね。落ちてきたら怖いです。もしかしたら記憶違いかもしれませんが。

 ブルーローズという小ホールのほうも記憶ナッシング。コンクールだったからもっと舞い上がっていて・・・あ、つらい思い出がぁ・・・

 

 特にコンクールのときは、音をどう飛ばすかとか、立つ位置を、特に前後ですが、どうするとか考えなければならないのですが、これがまた、すっかり抜け落ちちゃうんですよね。人生の大事な局面で本領というか実力を発揮しなければならないのに、できないんですよ。シベリウスなんです。えっと、変なこと言ってるわけではなく、ヴァイオリニストになりたっかたシベリウスは極度の上がり症で失敗してなれなかったっていう話に深く共鳴しているんですよ。

 

 脱線しました。サントリーホールはワインがテーマの一つなんですね。シートにぶどうが描いてあったかと思います。木もワインの樽に使われる木が使われているらしいですね。まぁお酒のメーカーですし、コンサートホールもヴィンヤード、つまり葡萄畑型とでも訳すんでしょうか、ぴったしですね。

 

 同じような吊り下げ型の反響板って、ほかのホールでも見た記憶があります。ヴィンヤード型は天上が高く、周囲から見渡せるようになっているので、シューズボックス型のように裏側に反響板を設置できないですものね。ベルリンフィルハーモニーがヴィンヤード型ですが、吊り下げ型でした。前にサントリーホールの形によく似たのを見た記憶があるのですが、うーん。思い出せないw ゲヴァントハウスもヴィンヤード型ですが、反響板はないみたいです。サントリーホールの反響板って演奏者に戻す音なのか、遠くに飛ばすための音なのか不明です。まぁ、上に放出される音をステージに戻して反復させつつ、周囲に飛ばす働きな感じでしょうか。詳しい方、コメお願いします。

 

 クラシックだと生音 命ですから、いずれにせよ反響板は大切ですよね。楽器によっては、傍で聴くと大きい音だけど、遠くに飛ばない側鳴りとかあるそうですが、室内なら問題なさそうです。オケと競うコンチェルトで大ホールなら、遠くに飛ぶ楽器が欲しいです。そんな時この反響板が生きてくるのでしょうね。

 

 クレモナの一部の楽器では薄く削ってすぐに鳴る楽器を作っているそうですが、果たして本当なのかなぞです。そういう楽器だと木が薄いため、50年もたないとか聞いたことあります。つまり木が割れちゃう?みたいなことだそうですよ。

 実際、そんなことあるのでしょうか。なぞです。分解して厚みとか計ってみたいですね。ギターは、長い年月は持たないらしいです。それは曲げて作っているからです。

 ヴァイオリンは、あの表板のふくらみとか、削って作っているので、もっともっと持つらしいですね。よく楽器が鳴り出すのにある程度時間がかかるという話がありますが、管楽器の友達はそうだねって言ってましたよ。よく使いこまれた楽器はその時間が短くなるようなことも言ってました。それは木製だけではなく、金管でも同じらしいです。

 あたりがついていない楽器という言い方をしてますが、使いこまれてない楽器は、鳴り易さとかが、よくないらしいですね・・・

 

 うちのヴァイオリンは、最初からよく鳴りました。木自体がよくエイジングされてたようで、クレモナの材木商とあだなされている著名な製作家さんから、同じくうちの楽器を作った製作家さんが購入して作成したそうです。この方は本当にいい製作家さんで、作る楽器がみないい出来のようです。クレモナの工房製としては破格の値段で、うちのように貧乏な家庭でも購入できました。ま、オーダーしたので私のために特別価格で作っていただいたのだと思っております。でも雑な私がぎたぎたに傷だらけにしてしまったようで、反省してます。

 製作家さんの名前、言いたいけど、宣伝したいけど、身ばれするので秘密ですぅ~意外とこの業界狭いんですよね。

 ブログするなら、必ず、ばれないように父からきつく言われています。でも、いつかはお教室を開いてと思っているので、そのうちばれますよね。

 

 もしも、私がお弟子さんを持つことができるなら、生徒さんにも、やはり同じ製作家さんにオーダーしてあげたいです。まぁ、生徒さんの意思が最優先ですけど。

 

 同門の人だと、何千万もする楽器を使っている人もいます。モダンでもそれくらいしますからね。私は新作のこの楽器と一緒に育って、いい楽器に育てて、それを子孫に残せればなって思っています。

 

 なんとなくですが、反響板を作ったひとも、同じような気持ちをもっているように思います。反響板が何でできているか不明のままですけど、ガラスだって、あたりがつけば、響き易さがよくなるんじゃないかなぁ・・・いい音を奏でたいって・・・

 

 最近知ったんですが、ヤイリギターというメーカーでは、新作のギターに、大音量で交響曲を聴かせ、あたりをつけるらしいです。ほら、グラズノフのコンチェルトの例のピッツィカート、ギターのようにで、ギターの練習始めたものですからw 父のギター借りて、また要らない薀蓄聴かされて、ハイハイといいながら、結構興味深々だったりします。つまり、父から借りたのがヤイリギターでした。ハイw

 

 いいコンサートホールの床板とか、絶対あたりついてますよ。きっと。コンセルトヘボウの床板で楽器つくるといいかもw

 

あしたも1限からなので、また5時起きですよ・・・とりま寝まぁ~すぅ・・・

 

グッドナイト!