strings_classicのブログ

弦楽器が好きなちょっとオタクな私のブログです

ニーナの死について

こんばんはぁ~

 

最近、自分がマヒしてきているなってことですけど、

電車に乗ってると人身事故多いですよね・・・

 

余りに多いものだから、みんなスルーしてるというか、

考えたくないところもあるんでしょうね。

人身事故っていうけど実際のところ、事故じゃないですもの。

 

中世ならいざ知らず、今のこの世で、長生きできるのに

自ら命を絶たなければならなかった人達。

何とも言えない気持ちになります。

自己責任という冷たい言葉を思い出します。

仕方なくお亡くなりになった皆様のために神に祈ります。

 

今夜のタイトルはまさに死そのものです。

ニーナの死とは、日本語のタイトルで、実際のイタリア語のタイトルは

ニーナが床に伏して3日になる というタイトルです。

 

イタリア歌曲集 1 高声用 [新版] (声楽ライブラリー)

イタリア歌曲集 1 高声用 [新版] (声楽ライブラリー)

 

 音高の授業だと結構採用率高いんです。

ヴァイオリン専攻だと、副科がピアノで、副副科が声楽だったりで

歌のテストがあるんです。

 

歌のテストは楽しいですし、ヴァイオリンってもともと人の声を

真似るところから発達したそうですから、勉強になります。

感情の込め方とか、いわゆる歌心ですね。

 

むかし、緩徐楽章をどう表現したいか、実際に歌ってみるという

レッスンがありました。階名(ドレミ)唱で歌うのですが、

逆に感情込めにくくて・・・最後はああああで歌いました。

無理げーみたいな練習でしたね。

どこをどのように表現するかというのは、演奏にとっても重要です。

どう弾きたいのか、全体を俯瞰しつつ楽譜の楽語に沿って、

盛り上げどころなどを予め考えるのは大事です。

 

二ーナが床に臥してから三日経ってしまった。

笛を吹いて!、太鼓を鳴らして、シンバルを叩いておくれ!
私の可愛い小さなニーナ(ニネッタ)を起こしておくれ・・・
私のニーナが。、眠り続けることがないように。

(訳 ちょこたん)

 

絶望的な詞です。

意訳された日本語タイトルはニーナの死なんです。

 

モーツァルトのことを思えばわかりますが、昔はすぐ死んでましたからね。

今なら死なないんでしょうね。モーツァルトの血筋は途絶えてますし。

 

私も結婚できそうもないので、まぁ、血筋なんてあきらめてますけどw

結婚できるだけで勝ち組だし、子供できたら、もう勝利のラッパを

高らかに鳴らしていいと思いますよ。

 

ナチュラルトランペットでファンファーレ吹いてほしいです。

ナチュラルトランペットって、音程が超激ムズですよね・・・

唇だけで音程出すのって、超絶技巧を遥かに超えてますよ・・・

 

おっと脱線ちまちた。

 

ニーナのことを考えると、悲しくなります、

ニネッタってイタリア語で小さなニーナという愛称ですよね・・・

 

今日の人身事故で散った人も、家族にとってはニーナなんですよね・・・

 

すみません。よっぱーらっぱーです。

呑まなきゃやってられない夜もあります・・・

 

愛の喜びは~17-18世紀イタリアの旧い歌

愛の喜びは~17-18世紀イタリアの旧い歌

 

 こんな夜は、音楽に癒してもらいたいです。

おすすめの歌手です。いい声ですよ。

先程の楽譜とはかなり違う楽譜で歌ってます。

 

心の奥深いところを掴んでグリグリするような歌声です。

 

私が一番好きな歌手は、今度ご紹介しますね。

もっとすごいですよ。歌手はラテンアメリカがおすすめかなぁ