strings_classicのブログ

弦楽器が好きなちょっとオタクな私のブログです

左手と右手

さて、クイズです。

ヴァイオリンをはじめるに人にとって、右手と左手はどちらが難しいでしょうか?

これは、一概には言えないかもですけど、概して、右手のほうが難しいと言われています。

G線上のあなたと私でも、左手はなかなか厳しそうですよね。

 

ヴァイオリンの先生方は、大抵、3才ぐらいから学習をスタートしていますから、右手ができないということはわからないのです。物心つく頃には、もう右手がある程度できていたりします。意識しないで出来ているので、むしろレイトスターターさんができないことのほうが不思議に思ったりしたものです。

 

ドラマでも、弓が震えてしまってという話がありましたね。(´Д`)これは、弦の反力に負けている証拠です。押さえつけてもだめだし、脱力しすぎてもだめだし。よく腕の重さを載せるという指導がありますが、そう簡単にはできませんよね~

 

鈴木メソードの練習法がいくつかあります。

幼稚園生ぐらいだと、弓の先端に10円玉をセロテープで2枚つけます。先弓にうまく腕の重さが載せられないので、すこし重りをつけようという作戦です。

この10円玉を取っていいよって言われるのが嬉しいんですよね。(*ノωノ)

次に、弓の上下を逆にして、演奏する練習法もあります。すこし大きくなった生徒さんむきです。もともと持つようにできていないところを持って演奏するので、かなり演奏しにくいし、フロッグとかは重いので、先弓が重くて猶更大変なのですが、しばらく練習して、普通に戻すと、コントロール能力が上がっていることに気付きますよ。

最後に、弓の持ち方を変える方法があります。これはちびっ子むきです。文章では表現しにくいので、こんど写真でも撮りますね。

 

右手には、ダウンとアップの切り替えしという最大の難関がありますよね。

これも、子供の頃からやっていると、自然にできるので、気にならなかったのですが、レイトスターターさんは大変だそうです。

このあたりの、レイトスターターさん向けの練習プログラムを考えてみたいと思っております。(´・ω・`)

 

右手も、後々大変な技術がでてきますよ。( ゚Д゚)

意外とバッハの無伴奏も難しいです。レイトスターターさんが難しいと感じるのは、重音の連続に次から次へと切り替えていくフォーメーションのような右手らしいですね。

アクロバティックな組合せのように感じるらしいです。アマオケのトラで行ったときに、面白いことを言っていた人がいました。なんか、色が色々あるマットの上で、腕や足を、指定された色に置いていくというゲームみたいだと・・・

 

盛り上がれ ゲーム の 定番 ツイスターゲーム

盛り上がれ ゲーム の 定番 ツイスターゲーム

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

なるほどぉ( ゚Д゚)

 

小さい頃から練習している人は、手指の柔軟性がかなりありますから、こなしてしまえるのでしょうね。

でも、パガニーニになると、もっと右手を使います。パガニーニはギターの奏法からヒントを得ていますから、弦を指で叩いたり、はじいたり、先弓で叩いたりとか・・・

 

私も今年生まれてはじめて、ギターをすこし練習したんですけど、全然だめでした。

一番できなかったのは、Fというコードの人指し指です。セーハーというらしいのですが、1弦から6弦までを全部人差し指で押さえつけるんですよ。こういう指の使い方とか、筋肉の使い方は、ヴァイオリンにはないと思います。全然できません。

 

レイトスターターさんの気持ちがよくわかりました。

 

まぁ、前にブログでも書きましたが、ギターのようにかき鳴らすというピッチカート奏法がグラズノフのヴァイオリンコンチェルトの3楽章にありまして、全然うまくできなかったので、ギターをやってみようと思ったのがきっかけですけどね。

 

 

これ単位がかかっていたので、真剣だったんですよ。ま、ギターは全く意味がなかったです。右手に豆をつくって痛い思いをして終わりでした。

 

G線上のあなたと私、どうなるのかなぁ・・・気になります。

 

 

大志君、いいなぁ(´Д`)

歳ほぼ同じなんですよ。( *´艸`) 関係ないですけどね・・・