幼児音楽教育における階名唱の重要性
いや~、ちびっ子の頃、階名唱やってました。
ヤマハ音楽教室のCMで一時期やってましたよね~。カワイイです。
ドレミファそーラファみれどっていう曲
私の通っていた鈴木メソードでは、階名唱を積極的にやってました。
新しい曲に入るまえに、楽譜に階名を書き込んで、それで歌って、合格をもらってからヴァイオリン演奏に入ることができるルールです。これって、読譜能力がつくし、音符と階名と音程が同時に身体に染み込むので、小さい子の訓練としてはとてもいいです。
移動ドではなく、固定ドです。シャープやフラットは無視します。
JAZZのSAXプレイヤーさんで、インプロヴィゼーションの最中で、歌いながらSAXで同じ音を出しつつ演奏する人いますが、凄いですよね・・・
そのような人は、サックスの指使いと歌が同期しているのですね。実際、身体の一部になってシンクロしているわけで、。歌うように演奏できるからすごくエモーショナルです。人間の能力の拡張性は可能性に充ちていますね。
普通に練習を続けると、楽譜の表記と指の位置がシンクロするし、また耳で聴いた音をすぐにヴァイオリンでコピー演奏できるようになります。初見演奏というのは、そんなに大変なものではありません。大変なのは、楽譜から音程情報ではありません。
作曲家が表現したいものを掴み、更にそれをどのように消化し自分のものとして表現するかです。ここが難しいです。なにしろ初見ですからね。
話を元に戻しますが、ちびっ子の頃の階名唱は、今の自分の基礎部分を培ってくれたと思います。
なんかタイトルみると教育学ぽいですけど、教職は取ってないんですよ。失敗したなぁ・・・